4月下旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼでアオサギ Ardea cinerea を観察しました。
田んぼの水路でアオサギがえさを探していました。
そのうち何かを捕まえて水路から上がりました。
捕まえたのはアメリカザリガニでした。
何度かくわえ直したあと、まるごとのみ込んでしまいました。
アメリカザリガニの脚(あし)には一対の大きなはさみがあります。
のみ込むと内臓がはさまれそうですが、何度かくわえ直すうちにアメリカザリガニを弱らせていたものと思われます。
アオサギがアメリカザリガニの左右のはさみをくわえる |
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アメリカザリガニは甲殻類(こうかくるい)の一種で、エビ目アメリカザリガニ科に分類されています。 昭和初期にアメリカ合衆国からウシガエルの養殖用の餌(えさ)として輸入されたそうです。 ウシガエルもそれ以前に同国より輸入されました。 いずれも養殖場から逸出して今では日本各地に分布しています。 ここ洛西でも普通に見られますが、いずれも市街地やその周辺のやや汚れた環境に生息しています。
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2013.06.03