メジロの餌(えさ) - ハゼノキの実(種子)を食べる

 2月下旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林でメジロ Zosterops japonicus を観察しました。

 メジロの口にしては大きな実

 すっかり落葉して実だけがたくさん残ったハゼノキに数羽のメジロが飛来して実を食べていました。 ハゼノキの実はメジロの口に比べてやや大きいようです。 メジロは枝先から実をくわえ取ってのみ込もうとしますが、口を大きく開けてやっとのことでのみ込んでいました。 のみ込めず、実を食べそこねて落とすこともしばしばでした。

メジロがハゼノキの実(種子)をくわえる
メジロがハゼノキの実(種子)をくわえる

 ハゼノキはウルシ科の落葉広葉樹です。 実から蝋(ろう)を採るため、古くから植栽されて来たようです。 洛西では、平地の林の林縁部などにぽつぽつ生えています。


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2013.05.24