2月中旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林でメジロ Zosterops japonicus を観察しました。
林縁部で5羽ほどのメジロが採餌していました。 林の縁には柵(フェンス)があります。 柵は網(あみ)の目になっています。 柵の上端は逆L字型のプレートです。 メジロは柵の網につかまって、庇(ひさし)状になったプレートの裏側で餌(えさ)をついばんでいました。
メジロが柵のプレートの裏側をついばむ |
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メジロが飛び去ったあと、庇状になったプレートの裏側をのぞいてみました。 プレートの裏側には、クモか、ガが出したと思われる糸が無数に絡みついていました。 そこにはクモの食べ残した虫の残骸や、糸の塊(かたまり)などが残っていました。 メジロは、これら虫の残骸か、あるいは糸の塊の中に入っている卵やさなぎなどを食べていたのでしょうか。
柵のプレートの裏側には糸が絡みつく |
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2013.04.08