1月上旬、兵庫県南部の山地の林で、オオマシコ Carpodacus roseus を観察しました。
落葉広葉樹の林の縁にある草地で10羽あまりのオオマシコが採餌していました。 食べていたのはハギの実(種子)です。 ハギの実は、平べったい鞘(さや)の中に種子が1つ入っています。 オオマシコはハギの実をさやごとくわえては、さやを捨てていました。 嘴(くちばし)と舌で器用に種子のみを取り出して食べていたものと思われます。
オオマシコがハギの実(種子)をくわえる |
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ハギはマメ科ハギ属の仲間の総称です。 ヤマハギ、ニシキハギなどの在来種があります。 帰化種のアレチヌスビトハギの実(種子)はいわゆる「ひっつき虫」として知られています。
ハギの実(種子) |
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2013.03.29