ドバトの餌(えさ) - エノキの実(種子)を食べる

 8月下旬、京都市・鴨川(かもがわ)でドバト Columba livia domestica を観察しました。

 木の下に落ちた実をついばむ

 河畔の落葉広葉樹の並木にまじるエノキの木の枝で、5羽ほどのムクドリの一団が採餌していました。 その木にドバト1羽が飛来して枝に止まりました。 しばらく休んだあと、枝から地上に下り、採餌をはじめました。 食べていたのは、地面に落ちているエノキの実です。 実をくわえ取っては丸呑み(まるのみ)にしていました。

ドバトがエノキの実を食べる
ドバトがエノキの実を食べる


 エノキはニレ科の落葉広葉樹です。 エノキの実は直径6mmほどで、果皮をほぐすと橙色で厚みのない果肉に包まれた白っぽい種子が出てきます。

エノキの実(概ね実物大) エノキの実の中身(写真中央が種子)
エノキの実(概ね実物大) エノキの実の中身(写真中央が種子)


< 関連ページ >
調べる "帰化種・外来種・かご抜けの鳥" ※ その他の帰化種などの鳥の topic はこちらへ
調べる - テーマ別 "採餌行動・えさ - 野山の鳥" ※ その他の鳥の採餌行動はこちらへ

2012.10.19