9月中旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼでアオサギ Ardea cinerea を観察しました。
田んぼで観察していましたところ、細長いものをくわえたアオサギをあぜで見つけました。 ドジョウか、ウナギか、はたまたヘビかと思いながらよく観察してみましたところ、長さ20cmあまりで、赤褐色味がありましたので、タウナギと分かりました。 アオサギはタウナギを何度かくわえ直したあと、頭からのみ込みました。
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アオサギがタウナギをくわえる |
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タウナギはタウナギ目タウナギ科の魚です。 胸びれ、腹びれがなく、外見はヘビを思わせます。 中国、インドなど、東南アジア、東アジアに分布しているそうです。 日本では、沖縄・本州に分布しているそうですが、九州以北に分布している個体は移入によるものではないかとの説があるようです。 京都・洛南(らくなん)から奈良にかけての水田ではよく見つかるそうですが、ここ洛西ではあまり見かけません。
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2012.10.01