コサギの婚姻色(こんいんしょく)

 6月中旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林にあるサギのコロニー(集団繁殖地または集団営巣地とも)を訪れました。 そこで営巣中のコサギ Egretta garzetta を観察しました。

婚姻色(こんいんしょく)が出たコサギの夏羽(繁殖羽)
婚姻色(こんいんしょく)が出たコサギの夏羽(繁殖羽)

 足と目先に赤み

 コサギは、夏羽(繁殖羽)では、頭部に細長い羽、いわゆる冠羽が伸びることが特徴です。 さらに繁殖の盛期には、体色の一部が変化し、いわゆる婚姻色(こんいんしょく)が出ます。
 コサギの足先といえば、黄色ですが、婚姻色では、その黄色が赤みを帯びます。 黄色い目先も色が変わり、赤みが出ます。 とは言いましても足と目先が赤みがかったコサギを見かける機会はあまりありません。 赤みがかっている期間はそれほど長くないのかもしれません。
 なお、コサギの黄色い目先と足先につきましては、以下の関連ページをご覧下さい。

コサギの赤みがかった足先 コサギの赤みがかった目先
コサギの赤みがかった足先 コサギの赤みがかった目先



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2012.07.23