5月上旬、京都・洛西(らくさい)の市街地でイソヒヨドリ Monticola solitarius を観察しました。
近年、沿岸部だけではなく、内陸でも営巣が確認されるようになったイソヒヨドリですが、京都・洛西でも営巣していました。
3月には、ここでめす、おすがつかずはなれず行動していました。
5月下旬になって、めす、おすがともにえさをくわえ、それを1か所に運び込んでいました。
そこは工場の敷地内で、それ以上は近づけませんでした。
そこには複雑な構造物があります。
イソヒヨドリは海岸の岩場のすき間や、建物のすき間などで営巣することが知られています。
おそらくその構造物のすき間で営巣しているものと思われます。
この日はチョウかガの幼虫と思われるイモムシや、ガガンボのような、翅(はね)のある虫を何度も運び込んでいました。
めす、おすともにさかんにえさ運びをしていましたので、ひなの巣立ちも間近いものと思われました。
イソヒヨドリのめすがえさをくわえる |
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イソヒヨドリのおすがえさをくわえる |
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2012.07.02