4月上旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)で、オオバン Fulica atra を観察しました。
オオバンの足には蹼(みずかき)がありますが、指どうしが指先まで蹼でつながっているカモ類やカモメ類などの足とは異なります。 指が幅広く平たくなっており、指の一本一本に蹼がついているような形態になっています。 指どうしは分かれ、指はつけ根でつながっています。 このような形態の足を弁足(べんそく)と呼びます。 カンムリカイツブリをはじめ、カイツブリ類の足は弁足ですが、オオバンなどのクイナ類は必ずしもそうではないようです。
オオバンの左足の蹼(みずかき)。それぞれの指に蹼(みずかき)があります。 |
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オオバンの左足の裏。指に薄い蹼(みずかき)があることが分かります。※ 頭をかいています。 |
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2012.04.30