3月下旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林でヒヨドリ Hypsipetes amaurotis を観察しました。
カロリナハコヤナギはヤナギ科ヤマナラシ属の落葉広葉樹で、北米原産の植裁木です。
カロリナとはアメリカ合衆国の州の名前にあるカロライナ Carolina のことのようです。
カロリナハコヤナギとは聞きなれない名前ですが、いわゆるポプラの仲間で、カロリナポプラとも呼ばれます。
ポプラというのは、ヤマナラシ属の学名 Populus に由来するそうです。
一般にポプラと言いますと、これとは別種のセイヨウハコヤナギのことを指すことが多いようです。
セイヨウハコヤナギはカロリナハコヤナギと同じく、ヤナギ科ヤマナラシ属ですが、西アジア、ヨーロッパ原産です。
いずれも植裁木として各地に植えられているようです。
この2種は樹形が異なることで、区別でき、セイヨウハコヤナギは細長い樹形、カロリナハコヤナギは丸い樹形となるそうです。
ヒヨドリがカロリナハコヤナギの花を食べる |
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ヒヨドリがカロリナハコヤナギの花を食べる 2 |
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このカロリナハコヤナギの枝先で数羽のヒヨドリが採餌していました。 葉が出るより先に、一斉に咲きはじめた赤い花をくわえ取っては丸のみにしていました。
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2012.4.23