1月上旬、京都・洛西(らくさい)の市街地の林でヒヨドリ Hypsipetes amaurotis を観察しました。
市街地の林に植栽されたナンキンハゼの木に数羽のヒヨドリが飛来していました。
ナンキンハゼの枝先には実がたくさん生っています。
ヒヨドリはたくさんの実のそばの枝に止まり、嘴(くちばし)の先でひとつずつついばんでは、実をそのままのみ込んでいました。
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ヒヨドリがナンキンハゼの実をもぎ取る |
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ナンキンハゼはトウダイグサ科の落葉広葉樹で、中国原産です。 街路樹や庭木として植栽されています。 実の白い部分は仮種皮(かりしゅひ、あるいは、かしゅひ)と呼ばれ、硬い蝋(ろう)質で、種子を薄く覆っています。 この仮種皮を削り取りますと、黒い種子が出てきます。
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ナンキンハゼの実 | 削りとった仮種皮(左)とナンキンハゼの種子 |
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2012.03.12