1月上旬、京都・洛西(らくさい)の市街地の林でヒヨドリ Hypsipetes amaurotis を観察しました。
市街地の林に植栽されたトウネズミモチの木に数羽のヒヨドリが飛来していました。
トウネズミモチの枝先には実が無数に生っています。
たくさんの実のなっている枝のそばにヒヨドリは止まり、嘴(くちばし)の先でひとつずつついばんでは、実をそのままのみ込んでいました。
ヒヨドリがトウネズミモチの実(種子)をのみ込む |
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トウネズミモチは、モクセイ科の常緑広葉樹で、中国原産です。
大気などの悪条件下にも比較的強いことから、公園や道路などに植栽されています。
洛西でもところどころで見かけます。
実は直径1cm足らずの球形です。
黒い果皮の中には、固体状の果肉に包まれた、長径6mmほどの種子がひとつ入っています。
トウネズミモチの実 左から、実、それを2つに割ったもの、種子。 ※ 罫線の幅は6mmです。 |
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2012.03.09