ハクセキレイが耕耘機(こううんき トラクター)の耕す田んぼで採餌する

 11月中旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼでハクセキレイ Motacilla alba を観察しました。

 トラクターのすぐうしろで

 稲刈を終えて1か月ほど経った田んぼがトラクターで耕されているところでした。 そこへ10羽あまりのハクセキレイが飛来して採餌していました。 耕すことによって、土の中から、ハクセキレイの餌(えさ)となる、昆虫類、クモ類などの小動物がたくさん掘り返されるのでしょう。 耕された地面でそれぞれがバラバラに採餌していましたが、トラクターが次々と掘り返す真新しいえさを求めて、トラクターのすぐうしろを小走りで採餌しているものも数羽いました。

ハクセキレイがトラクターの耕す田んぼで採餌する(8羽が写っています)
ハクセキレイがトラクターの耕す田んぼで採餌する(8羽が写っています)

 春、田植え前に耕す頃には、アマサギがよくトラクターのうしろに続いて採餌しています。 アマサギはトラクターをおそれることなく、すぐうしろに続いています。 ハクセキレイの中にもアマサギのようにトラクターのすぐうしろについている個体もいました。


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2012.02.13