10月上旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林でカワラヒワ Carduelis sinica を観察しました。
コノテガシワの木に20羽あまりのカワラヒワが飛来していました。
枝先には実(球果 きゅうか)がたくさん生っています。
コノテガシワの球果は、一重(ひとえ)しかないマツボックリの笠(かさ)のようになっています。
となりあう笠と笠との間に小さな種子が1つ、全部で4つ入っています。
カワラヒワは開きはじめた球果のすき間に嘴(くちばし)をなんとか入れて中の種子をつまみ出して食べていました。
コノテガシワはヒノキ科の常緑針葉樹で、中国原産です。
洛西では民家の庭先や公園などに植裁されていますが、あまり多くはありません。
カワラヒワがコノテガシワの実(種子)を食べる |
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2011.11.07