9月中旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼでハクセキレイ Motacilla alba を観察しました。
ハクセキレイの幼鳥が水田と舗装路との境で採餌していました。
舗装路と水田との境は、帯状に数10cm幅の草地となっています。
ハクセキレイは草地から数10cm離れた舗装路上を草地沿いに早歩きします。
えさを見つけると草地に急接近してえさをついばみます。
食べているものは微小なえさが多く、なかなか分かりづらかったですが、その中にバッタの一種、ウスイロササキリがありました。
ウスイロササキリをくわえたハクセキレイは、頭部を何度もくわえ直し、そのうち丸呑み(まるのみ)にしました。
くわえ直すうちにウスイロササキリの後脚(うしろあし)が落ちましたが、丸呑みしやすいよう、後脚を落とすためにくわえ直していたのかもしれません。
ウスイロササキリはバッタ目キリギリス科の昆虫です。
体長15mmほどの小さなバッタです。
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ハクセキレイがウスイロササキリの頭部をくわえる |
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2011.10.03