トビの瞬膜(しゅんまく)

 5月上旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)でトビ Milvus migrans を観察しました。

 瞬膜を閉じても

 トビが瞬膜を閉じる前後の写真を下に示しました。 瞬膜を閉じた眼はうっすらと透けていることが分かると思います。 瞬膜が半透明であり、閉じていても見えることがうかがえます。

※ マウスカーソルを写真に重ねますと、瞬膜(しゅんまく)を閉じた状態になります
トビの瞬膜(しゅんまく)

※ 瞬膜(しゅんまく)とは
 鳥の眼にはまぶたとは別に、まぶたと眼球との間に瞬膜という半透明の薄い膜があります。 瞬膜は顔の内側から外側へと閉まります。 まぶたを閉じると見えません。 しかし瞬膜を閉じても見ることができます。 瞬膜は潜水するときや、高速で飛行するときに眼を保護する役割があるとされます。


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2011.07.25