6月中旬、京都 洛西(らくさい)の農耕地で、スズメ Passer montanus を観察しました。
農耕地のかたわらにあるビワ(枇杷)の木で10羽あまりのスズメが採餌していました。
枝先にたくさん生ったビワの実から、果肉を少しだけ嘴(くちばし)でちぎってはのみ込んでいました。
ビワの実には、鳥除けの網(あみ)がかけられていましたが、スズメはそれをくぐって中に入り込んでいました。
スズメがビワ(枇杷)の実(果肉)をついばむ |
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ビワは、バラ科ビワ属の常緑広葉樹です。 食用に栽培しているところもあり、長崎県の茂木(もぎ)は代表的な産地です。 京都・洛西では、農耕地のかたわらや民家の庭先などにぽつぽつ植えられています。 大きな葉や、初夏にたくさん生る橙色の実により、その存在に気づかされます。
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2011.07.01