4月上旬、京都・洛西(らくさい)の農耕地でツグミ Turdus naumanni を観察しました。
田植えまでにはまだ時間のある田んぼのあぜで1羽のツグミが採餌していました。 ツグミは、あぜの上ではなく、田んぼの方へ下りて、あぜの側面をのぞき込みながら、あぜ際を少しずつ進みます。 そのうち、あぜの側面へ嘴(くちばし)をつっこんでミミズをつかまえます。 ツグミがあぜからくわえ取る途中のミミズは、一直線にのびていましたので、土中から引き出されているようです。 土の表面に少しだけ露出しているミミズの体の一部を、ツグミは見つけ、くわえ取っていることがうかがえます。 あぜから引き出されたミミズは、ツグミに一気にのみ込まれていました。
ツグミがあぜの側面をのぞき込む |
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ツグミがあぜからミミズを引っぱり出す |
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2011.04.29