ノスリの瞬膜(しゅんまく)

 1月下旬、京都・洛西 桂川(かつらがわ)でノスリ Buteo buteo を観察しました。

 瞬膜を閉じても

 ノスリが瞬膜を閉じる前後の写真を下に示しました。 瞬膜を閉じた眼にはうっすらと虹彩の黄色が透けていることが分かると思います。 瞬膜が半透明であり、閉じていても見えることがうかがえます。

※ マウスカーソルを写真に重ねますと、瞬膜(しゅんまく)を閉じた状態になります
※ catchlightで少し白くなっています。

※ 瞬膜(しゅんまく)とは
 鳥の眼にはまぶたとは別に、まぶたと眼球との間に瞬膜という半透明の薄い膜があります。 瞬膜は顔の内側から外側へと閉まります。 まぶたを閉じると見えません。 しかし瞬膜を閉じても見ることができます。 瞬膜は潜水するときや、高速で飛行するときに眼を保護する役割があるとされます。


< 関連ページ >
調べる "ノスリ" ※ ノスリのその他の topic はこちらへ
調べる - テーマ別 "瞬膜" ※ その他の鳥の瞬膜はこちらへ

2011.04.08