12月下旬、京都・洛西(らくさい)の市街地の林でツグミ Turdus naumanni を観察しました。
市街地の林に植栽されたトウネズミモチの木に10羽あまりのツグミが飛来していました。
トウネズミモチの枝先には実が無数に生っています。
ツグミは実の生った枝先に止まり、嘴(くちばし)の先でひとつずつついばんでは、喉の奥にほうり込むように、実をそのままのみ込んでいました。
ツグミがトウネズミモチの実(種子)をのみ込む |
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トウネズミモチは、モクセイ科の常緑広葉樹で、中国原産です。
大気などの悪条件にも比較的強いことから、公園や道路などに植栽されています。
洛西でもところどころで見かけます。
実は直径1cm足らずの球形です。
黒い果皮の中には、固体状の果肉に包まれた、長径6mmほどの種子がひとつ入っています。
トウネズミモチの実 左から、実、それを2つに割ったもの、種子。 ※ 罫線の幅は6mmです。 |
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2011.03.28