12月中旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林でメジロ Zosterops japonicus を観察しました。
ツブラジイやアラカシなどの常緑広葉樹にイロハモミジやエノキなどの落葉広葉樹のまじる林で、5羽ほどのメジロの一団が採餌していました。
林縁にはサザンカの花がたくさん咲いており、その花に飛来していました。
おしべの密集した花の中心に嘴(くちばし)を数秒ほど差し込んでは、別の花へ移ることを繰り返していました。
サザンカの花蜜を吸っていたものを思われます。
サザンカはツバキ科の常緑広葉樹です。
いくつもの園芸品種が作られています。
もともとは中国地方西部、四国、九州など、京都より南西の地方に自生していたようです。
花も本来は白色のようですので、写真のサザンカは園芸品種ということになりそうです。
メジロがサザンカの花蜜を食べる |
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サザンカの花 | |
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2011.02.25