ハシブトガラスの餌(えさ) - 柿(カキ)を食べる

　12月中旬、京都・洛西の農耕地でハシブトガラス Corvus macrorhynchos を観察しました。

　畑の脇にある柿の木に10羽あまりのハシブトガラスが飛来して採餌していました。枝に止まり、柿の果肉を嘴(くちばし)でわずかだけついばんではのみ込むことを繰り返していました。

ハシブトガラスが柿の果肉をついばむ

　ハシブトガラスの中には枝にぶら下がって逆さまの姿勢で採餌しているものもいました。この姿勢のまま、頭部を起こすことなく、柿を次々についばんでいました。逆さまでも果肉をのみ込めるのでしょうか。

ハシブトガラスが逆さまで柿の果肉をついばむ

　柿(カキまたはカキノキ)はカキノキ科の落葉広葉樹です。中国原産とも言われているようです。柿は古来、栽培・品種改良され、いくつかの品種が作られています。

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2011.03.14