12月上旬、京都・洛西(らくさい)の農耕地でアオサギ Ardea cinerea を観察しました。
刈田と草地との境界を抜き足、差し足、忍び足で歩き、時に立ち止まりながらアオサギが採餌していました。
地面を見つめたり、草地の中をのぞき込んだりしてえさを探し、えさを見つけると、一瞬、嘴(くちばし)を突き出してえさを採っていました。
くわえたえさはすぐに丸のみにしていました。
くわえる度にえさが見えましたが、細長い脚がいくつか出た虫のようでした。
アオサギが飛び去ったあと、アオサギが採餌していた場所を訪れてみますと、バッタだらけと表現できそうなほど、同じ種類のバッタがたくさんいました。
一歩踏み出すごとにぴょんぴょんと何個体も跳ねますので、アオサギはバッタが跳ねないように静かに近づいていたものと思われます。
食べていたのはコバネイナゴというバッタのようです。
アオサギがバッタ(コバネイナゴ)を食べる |
|
コバネイナゴ |
|
< 関連ページ >
調べる "アオサギ" ※ アオサギのその他の topic はこちらへ
調べる - テーマ別 "採餌行動・えさ - 水辺の鳥" ※ その他の鳥の採餌行動などはこちらへ
2011.01.28