ムクドリの餌(えさ) - 柿(カキ)を食べる

 12月中旬、京都・洛西の農耕地でムクドリ Sturnus cineraceus を観察しました。

 枝に嘴(くちばし)をこすりつける

 畑の脇にある柿(カキ)の木に数羽のムクドリが飛来して採餌していました。 ムクドリのほかにカラスなども柿をついばんだせいでしょうか、柿は大きく傷ついています。 柿の果肉を嘴(くちばし)でわずかだけついばんではのみ込むことを繰り返していました。
 ひとしきり食べると、数回、嘴を枝にこすりつけてから再びついばんでいました。 一見、嘴には何もついていないようですが、嘴にわずかに付着した果肉やぬめりなどが気になるのでしょうか。

ムクドリが柿(カキ)の果肉をついばむ
ムクドリが柿(カキ)の果肉をついばむ

 柿(カキまたはカキノキ)はカキノキ科の落葉広葉樹です。 中国原産とも言われているようです。 柿は古来、栽培・品種改良され、いくつかの品種が作られています。

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2011.01.21