2月中旬、洛西 - 京都府の南西部 - 桂川でムクドリを観察しました。
すっかり葉を落としたハリエンジュの木に30羽あまりのムクドリが止まり、採餌していました。
食べていたのはハリエンジュの種子です。
ハリエンジュはマメ科の植物で、大豆などのように種子は鞘(さや)の中に入っています。
木には鞘(さや)はほとんど残っていませんでした。
わずかに残った豆を求めて鞘(さや)を見つけてはつついていました。
ハリエンジュは落葉広葉樹で、北アメリカ原産の帰化種です。
俗にニセアカシアとも呼ばれます。
ちなみにニセアカシアとはハリエンジュの学名 Robinia pseudoacacia の種小名 pseudoacacia の直訳で、pseudo = 偽(にせ)の、acacia = アカシア ということだそうです。
ハリエンジュのわずかな豆をさがすムクドリ |
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ハリエンジュのさやを割ると中には直径5mmほどの豆が |
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09.04.17 N