11月下旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)で、ベニマシコ Uragus sibiricus を観察しました。
3羽が「フィ、フィ」と時折鳴きながら草地を移動して採餌していました。
食べていたのはセイタカアワダチソウです。
黄色い花の部分をついばんでいました。
ついばむと嘴(くちばし)を細かく動かしていました。
おそらく食べる部分とそうでない部分とを選り分けていると思われます。
嘴にはその食べかすが付着していました。
ベニマシコが食べていた花を手をつまんでほぐしてみると、まだ青いながら種子が出来ていました。
花を食べていると思っていましたが、おそらく種子を食べていたものと思われます。
セイタカアワダチソウはキク科セイタカアワダチソウ属の植物です。
北アメリカ原産の帰化種です。
秋になると河川敷の片隅を黄色く染めています。
ベニマシコがセイタカアワダチソウの種子を食べています。嘴(くちばし)には食べかすが付着しています。 |
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花の部分をほぐすとまだ青い種子が出て来ました。 |
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09.01.19 N