ダイサギが左に傾いていた訳は? - 採餌行動と餌(えさ)
6月下旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)でダイサギ Ardea alba を観察しました。
体を左に傾ける
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体を左に傾けるダイサギ
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ダイサギ1羽が川の浅いところでえさを探していました。
川面を見ながら、そろりそろりと足を出して前進し、時折立ち止まっては、川面をじっと見つめていました。
この時、なぜか、体全体、特に首を大きく左に傾けていました。
その理由をいろいろと推測してみましたが、おそらく水面の光の反射をさけていたものと思われました。
ダイサギに対して左斜め前方から日が差していました。
水中を順光で見るためには、日の差す方が背側になるようにしなければなりません。
すなわち背側が日を向くように、体を左に傾けることになります。
魚を食べる
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オイカワのおすをくわえるダイサギ
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歩きながら、または立ち止まって、瞬時に嘴(くちばし)を水中に突き出して魚をくわえていました。
捕獲率はかなり低く、5-10回に1回ほどしか魚を捕らえることができません。
左の写真はオイカワのおすを捕らえた瞬間です。
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08.08.11 Y