チョウゲンボウが育雛(いくすう)中に交尾
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交尾するチョウゲンボウ
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昨年の5月中旬、京都・洛西(らくさい)でチョウゲンボウ
Falco tinnunculus のひな2羽が巣立ちました。
5月下旬、ひなは巣穴の周辺にとどまっていました。
その巣穴の近くで親鳥の交尾が2回見られました。
いずれも休息中のめすの上におすが飛来して直接めすの上にのりました。
巣穴の上空を2羽で旋回するディスプレイ飛行と思われる行動も見られました。
今年もひなが巣立ち間近の頃に交尾が1回見られました。
まだ育雛(いくすう)中である時期のこのような行動は何を意味するのでしょうか。
チョウゲンボウが年に2回の繁殖をするというのは聞いたことがありませんが、次の繁殖へ向けての行動でしょうか。
ひなが巣立ったあとはしだいに巣穴の周辺で見かけることは少なくなってゆきました。
幼鳥の行動圏が広がり、幼鳥が親鳥に帯同しているためであると思われます。
したがって親鳥は育雛にいそがしく次の繁殖どころではないと思われます。
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08.08.08 N