チュウサギの採餌行動と餌(えさ)

 6月上旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼでチュウサギ Ardea intermedia を観察しました。 6月上旬と言えば洛西では田植えして間もない頃です。 草地化した休耕田にも水が入り、そこでチュウサギとアマサギ、それぞれ10羽ほどがえさを食べていました。

 カエルを食べる

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カエルをくわえるチュウサギ
カエルをくわえるチュウサギ

 チュウサギは下方を向きながら少しずつ歩いてえさをさがしていました。 えさを見つけると立ち止まります。 そこで地面をじっとのぞき込み、瞬時に嘴(くちばし)を地面につき出してえさをついばんでいました。 食べていたえさのおよそ3割はカエルでした。 比較的大きなカエルばかりでしたので、ダルマガエルを食べていたようです。

 ミミズを食べる

ミミズをくわえるチュウサギ
ミミズをくわえるチュウサギ

 食べていたえさの多くは小さなもので、何かよく分からないことが多かったのですが、カエルのほかにはミミズを食べていました。

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08.05.30 N