ベニマシコの餌(えさ) - ヒナタイノコズチの実(種子)を食べる

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ヒナタイノコズチの種子を食べるベニマシコ
ヒナタイノコズチの種子を食べるベニマシコ

ヒナタイノコズチの種子
ヒナタイノコズチの種子

 4月上旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)で、ベニマシコ Uragus sibiricus の採餌行動を観察しました。

 枯れた草地で2羽のベニマシコが餌(えさ)を食べていました。「フィ、フィ、・・・」と時折鳴きながら草地を次々に移動していました。 何を食べているのかと思い、よく観察してみましたところ、ヒナタイノコズチの種子を食べていることが分かりました。

 果穂(かほ)についた種子をひとつずつついばんでいました。 ひとつくわえては、嘴(くちばし)を細かく動かして種子についている皮(植物学用語では苞(ほう))を器用にむいて食べていました。

 ひっつき虫

 イノコズチの仲間の種子は、衣服などに付着しやすい、いわゆる「ひっつきむし」です。 動物の体などに付着することによって種子が散布されます。 種子は長さ4mmあまりで、軸に下向きに実ります。 軸と接する部分に近いところから先の方へ、やや外側に反ってのびる、針状の部分で衣服などに付着します。
 イノコズチの仲間はヒユ科の多年草です。 日本では、ヒナタイノコズチ、ヒカゲイノコズチなどが知られています。

ヒナタイノコズチの種子。針状の部分で衣服などに付着する。目盛は1mm。
ヒナタイノコズチの種子。針状の部分で衣服などに付着する。目盛は1mm。

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08.04.21 N