柿(かき)を食べる小鳥 - ツグミ メジロ

 1月上旬、京都・洛西(らくさい)の山地の林で柿(かき)を食べる小鳥 - ツグミとメジロを観察しました。

 傷ついた柿を1羽ずつかわるがわる食べる

柿(かき)を食べるツグミ
柿(かき)を食べるツグミ

柿(かき)を食べるメジロ
柿(かき)を食べるメジロ

 山はすっかり冬枯れていました。 その中にポツンと橙色(だいだいいろ)の粒がいくつもついた柿の木が残されていました。 柿はほとんど無傷で残っていました。 その中の数個のみが傷ついており、そこに小鳥が集まって柿の実を食べていました。 おそらく渋柿(しぶがき)の渋(しぶ)がようやく抜けたものと思われます。

 柿はいくつもあるにもかかわらず、無傷の柿を新しく傷つけることはなく、同じ柿ばかりを食べていました。 傷ついた柿を取り合うこともなく、ツグミはツグミどうしが1羽ずつかわるがわる食べていました。 メジロもメジロどうしでかわるがわる食べていました。 新たに傷つけるのはそれほど容易ではないのか、あるいは甘い柿がそれほどないものかと思われましたが、あまり人気がないようでしたので、おそらく後者ではないかと思われます。 食べていた柿もそれほど甘くはないものと思われます。

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08.02.29 N