9月中旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)で餌(えさ)を待ち伏せするサギ類を観察しました。 観察したのはササゴイ、コサギ、アオサギです。 いずれも堰(せき)でそれぞれ数mほど隔てて待ち伏せていました。
立って待ち伏せするササゴイ |
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しゃがんで待ち伏せするササゴイ |
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のぞき込んで待ち伏せるコサギ |
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のぞき込んで待ち伏せるアオサギ |
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観察中、魚の捕獲に成功したのはササゴイだけでした。 ササゴイが捕獲に成功すると、すかさずコサギがササゴイに飛びかかって横取りを試みていました。 ササゴイはその場から軽くとび上がって堰の別の場所に着地して、あっという間に魚をのみ込んでしまいます。 横取りに失敗したコサギはササゴイが捕獲に成功した場所に陣取って魚の待ち伏せをはじめていました。 ササゴイは魚を食べたあと、直前までコサギの待ち伏せていた位置に陣取ることもありましたが、難なく魚の捕獲に成功していました。 ここではコサギ、アオサギよりもササゴイのほうが捕獲が上手なようです。 種(しゅ)の差なのでしょうか、個体の差なのでしょうか。
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09.08.21 N / 07.10.21 N