11月中旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)の支流でヨシガモ Anas falcata を観察しました。
カルガモ10羽ほどの一団が水から上がり、岸にびっしりと生えたミゾソバを食べていました。 そこに1羽のヨシガモがまじり、ともに採餌していました。 せわしく採餌するカルガモの一団に、ヨシガモはやや気後れしているようで、カルガモの一団とは少しだけ距離を置いていることがしばしばでした。 ヨシガモもカルガモもミゾソバのもっぱら花や実の部分ばかりをついばんでいました。
ヨシガモ(右)とカルガモがミゾソバの花や実を食べる | ミゾソバ |
ミゾソバはタデ科タデ属の植物で、水辺や田んぼのあぜに群生します。 葉の先がとがり、基部が耳状に張り出す、いわゆる鉾型(ほこがた)の葉が特徴です。
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10.12.24 N