11月中旬、京都・洛西の市街地でスズメ Passer montanus を観察しました。
何かをくわえたスズメが電柱の上部へ向かって地面付近から飛び立ちました。
碍子(がいし)などを取り付ける、中空の横棒(腕金(うでがね)というそうです)の端にスズメは止まりました。
そこでスズメがくわえているものを確かめましたところ、ヨモギのような葉でした。
葉をくわえたまま、腕金の奥へ入り、何もくわえず、腕金から出て行きました。
腕金はスズメが営巣場所としてよく利用する場所ですので、巣材運びと考えてよさそうです。
カモ類の一部や、イヌワシやクマタカなどの一部のタカ類は、年明けより前に次の繁殖(営巣)に向けての行動をはじめます。
スズメの中にもそのような個体がいるようです。
スズメが"腕金(うでがね)"に巣材運び - 11月中旬 |
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10.12.17 N