アオサギの水飲み(みずのみ)

 8月上旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)でアオサギ Ardea cinerea を観察しました。

 嘴(くちばし)に水を含み、頭をもたげて喉(のど)に水を流し込む

 多くの鳥は頭を下げたまま、水を吸い込む、すなわち飲むことはできません。 嘴の先に水を含み、頭をもたげて、嘴を喉より高くして喉に水を流し込まなければ水を飲めません。

 アオサギも例外ではありませんで、嘴の先を水に浸して水を含んだあと、さっと首をもたげて水を喉に流し込みます。 この日はずいぶん暑かったせいでしょう、魚をめがけて嘴を水に浸けるよりも、水飲みの回数の方が多く、水を流し込む動作を数回しては、魚をねらって流れを見つめることを繰り返していました。

アオサギが嘴の先を水に浸し、嘴に水を含む アオサギが首をもたげて水を喉に流し込む
アオサギが嘴の先を水に浸し、嘴に水を含む アオサギが首をもたげて水を喉に流し込む



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10.08.16 N