4月下旬、洛西 - 京都府の南西部 - の農耕地でムクドリ Sturnus cineraceus を観察しました。
ススメノテッポウが一面に生えた刈田に数羽のムクドリが下りて採餌していました。
いそがしく地面を歩きながらスズメノテッポウの花(小穂(しょうすい))をさかんにつつきます。
何を食べているのかとよく観察してみましたところ、アブラムシ(アリマキ)をついばんでいました。
足もとのスズメノテッポウの株を手に取ってみますと、小穂に10個体前後ずつのアブラムシが付着していました。
アブラムシはアリマキとも呼ばれる昆虫で、カメムシの仲間です。
日本では数百種が知られています。
テントウムシの成虫や幼虫もアブラムシをえさとしています。
アブラムシ(アリマキ)を食べるムクドリ |
|
スズメノテッポウに付着していたアブラムシ(アリマキ) |
|
< 関連ページ >
調べる "ムクドリ" ※ ムクドリのその他の topic はこちらへ
調べる - テーマ別 "採餌行動・えさ - 野山の鳥" ※ その他の鳥の採餌行動はこちらへ
10.05.17 N