下尾筒(かびとう)の模様 - オジロビタキ

 1月下旬、大阪府下に飛来しているオジロビタキ Ficedula parva を観察しました。 幼鳥から換羽した第1回冬羽の個体です。 体色は上面は概ね灰褐色で、喉から胸は汚白色、腹から下腹にかけては白色です。

オジロビタキ
オジロビタキ

 オジロビタキの下尾筒は白色

 オジロビタキはよく尾を上下させるのですが、尾を上げた時の写真から下尾筒を見ることができます。 下尾筒は白色です。 オジロビタキの第1回冬羽は腹から下尾筒まで白色です。

※ 下尾筒(かびとう)とは、尾羽のすぐ下側にある羽毛のことです。 繁殖にかかわる総排出腔(そうはいしゅつこう)付近を覆っていますので、種によっては独特の模様をしているのかもしれません。

オジロビタキの下尾筒
オジロビタキの下尾筒


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10.04.30 N