ハシビロガモの舌(した)

 12月下旬、京都・洛西(らくさい)の溜め池でハシビロガモ Anas clypeata を観察しました。 水深の浅いところで、嘴(くちばし)と舌(した)を使い、さかんに羽づくろいをしていました。 口を開けて背中の羽毛を整える際、舌を観察できました。

 ハシビロガモの舌は、嘴(くちばし)の先端部の、文字通りハシビロの部分にはみ出すように舌の一部を突出させることができるようです。 ハシビロガモの主食であるプランクトンを食べる際に役立つものと思われますが、どうなのでしょうか。

舌の先端部の側面が角張って突出している
舌の先端部の側面が角張って突出している

ハシビロガモの舌 - 拡大
ハシビロガモの舌 - 拡大


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10.07.12 N