12月下旬、洛西 - 京都府の南西部 - 桂川でハシボソガラスを観察しました。
河畔にぽつぽつ生えているセンダンの枝にハシボソガラスが止まり、実を食べていました。 センダンの実はツグミ、ムクドリ、ヒヨドリなども食べます。 これらの小鳥類はセンダンの実を丸のみにしています。 一方、ハシボソガラスはツグミなどよりも二回り以上も体が大きく、実を容易に丸のみできるにもかかわらず、実をひとつくわえては果肉の部分を少しかじって下に落としていました。 ハシボソガラスが飛び去ったあとの木の下で見つけた、かじった実と、まだ食べられていない実を並べてみますとそれがよく分かります(写真下)。
ハシボソガラスがセンダンの実を食べる |
|
ハシボソガラスが果肉をかじったセンダンの実(右)とそのままの実 |
|
< 関連ページ >
調べる "ハシボソガラス" ※ ハシボソガラスのその他の topic はこちらへ
調べる - テーマ別 "採餌行動・えさ - 野山の鳥" ※その他の鳥の採餌行動はこちらへ
10.03.31 N