12月上旬、京都・洛西(らくさい)の農耕地でコチョウゲンボウ Falco columbarius を観察しました。
コチョウゲンボウのおすが農耕地の電線に止まって周囲を見渡しては、ふいに飛び出し降下して小鳥の群れに突入することを繰り返していました。
そうこうするうち捕獲に成功しました。
この時は電線から飛び立ち、降下せず、はばたきと滑空で高度を保ち、移動しました。
その先には電線にスズメが、群れではなく1羽で止まっていました。
スズメはコチョウゲンボウの接近に気づいて飛び立ったのですが、すでにコチョウゲンボウはスズメから1m前後まで近づいており、スズメが1mも飛ばないうちに、コチョウゲンボウに足でつかまれてしまいました。
1mほど先で不測の動きをしたスズメを一瞬にしてつかんでしまったコチョウゲンボウの機敏さには驚かされました。
スズメをつかまえたコチョウゲンボウは大きく旋回したあと、電線に止まりました。
それが写真です。
食べはじめるのかと思われましたが、すぐにハシボソガラス1羽が接近し、追われてどこかへ飛んで行きました。
スズメをつかみ、電線に止まるコチョウゲンボウのおす |
|
< 関連ページ >
調べる "コチョウゲンボウ" ※ コチョウゲンボウのその他の topic はこちらへ
調べる - テーマ別 "採餌行動・えさ - タカ類" ※ その他のタカ類の採餌行動はこちらへ
09.12.14 N