11月中旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)で、カラス(ハシブトガラス、ハシボソガラス)とキツネ(ホンドギツネ)を観察しました。
川沿いにある畑の縁を小走りに野菜くずの山までキツネがやって来ました。
ハシブトガラス3羽とハシボソガラス1羽が飛来し、キツネとやや距離を置いて地面に下りました。
キツネは水際に捨ててあった野菜くずの山をあさりはじめます。
その間、カラス4羽はキツネを遠巻きに留まっています。
20分あまり経つと、カラスは飛び去り、数十m離れたところにある木に止まりました。
キツネは30分ほどで野菜くずをあさるのをやめ、地面にしゃがんで15分ほど休息したあと、その場を小走りに離れました。
カラスはキツネが掘り返す野菜くずの山の下部に埋もれているえさが目当てかと思われましたが、キツネが野菜の山を離れても、やや離れたところで留まっていましたので、キツネを警戒して飛来したものと思われます。
散歩に連れられるイヌはよく見かけますが、キツネはほとんど桂川では見かけませんので、珍客の登場に驚いたのかもしれません。
カラスがキツネを警戒する |
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キツネが小走りに立ち去る |
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09.12.11 N