10月中旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼでハクセキレイ Motacilla alba を観察しました。
ほとんどの田んぼで稲刈りも終わり、そこここの刈田で数羽から10数羽のハクセキレイの一団が採餌していました。
そのうちの数羽の一団がシマヘビを取り囲んでいました。
ハクセキレイはみな、首と足をのばして警戒の姿勢をしていました。
おそらくシマヘビの様子をうかがっていたものと思われます。
数羽で移動中にたまたまシマヘビが日光浴をしているところへ下り立ったのでしょうか。
あるいは採餌に夢中で知らず知らずにシマヘビに近づき、ふとそれに気づいたのでしょうか。
しばらくするとハクセキレイは小走りで離れてゆきました。
シマヘビに全く動きはありませんでしたので、危険はないと察したのでしょうか。
シマヘビの動きにハクセキレイがどう対応するのかを興味津々で見ていたのですが。
※ いくつかの文献によりますと、シマヘビのえさは、カエル類、トカゲ類、ネズミ類などとありました。
3羽のハクセキレイの真ん中に |
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シマヘビ(手前)とハクセキレイ |
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2006.11.04 洛西 ※ハクセキレイをイタチがねらうシーンがあります。
09.10.26 N