京都・洛西(らくさい)の市街地で、車の往来の絶えない道路に沿って植栽された街路樹に営巣しているササゴイ Butorides striatus を、昨年、お伝えしました。 今年も同じ場所で営巣しており、4ペアが観察できました。 これらササゴイの繁殖ペアの様子を数回に分けてお伝えしています。
4ペアのうち、3ペアはトウカエデに、1ペアはイチョウに営巣しています。
いずれも枝葉の込み入った、やや太い枝の分枝部に巣を架けています。
巣材は小枝で、巣材がまばらなせいか、巣の縁から枝がいくつも突出しています。
※トウカエデ:中国原産のカエデ科カエデ属の落葉広葉樹で街路樹としてよく植栽されます。
※イチョウ:中国原産のイチョウ科イチョウ属の裸子植物で街路樹としてよく植栽されます。
抱雛(ほうすう)中と思われるササゴイの親鳥 |
|
トウカエデの葉と樹皮。葉は対生し、葉先は三裂する。樹皮ははがれやすい。 |
|
< 関連ページ >
調べる "ササゴイ" ※ ササゴイのその他の topic はこちらへ
調べる - テーマ別 "繁殖・営巣・造巣・巣作り" ※その他の鳥の繁殖などはこちらへ
09.08.03 N