ササゴイの小さなコロニー(集団繁殖地または集団営巣地)

　京都・洛西(らくさい)の市街地で、車の往来の絶えない道路に沿って植栽された街路樹に営巣しているササゴイ Butorides striatus を、昨年、お伝えしました。 今年も同じ場所で営巣しており、4ペアが観察できました。 これらササゴイの繁殖ペアの様子を数回に分けてお伝えします。

　小さなコロニー(集団営巣地または集団繁殖地)を形成

　街路樹は道に沿ってほぼ一定の間隔をあけて何百mも続いています。 そのうち、連続して並んでいる3本の木と、そこから道路をはさんで反対側の1本の木に営巣しています。 それらに続く街路樹には営巣していませんので、これら繁殖ペアは、4ペアだけですが、小さいコロニー(集団営巣地または集団繁殖地)を形成していると言えそうです。とは言いましても、4ペアですと、めすとおすとを合わせて8羽もいることになります。

梅雨空の下、市街地で繁殖する鳥らしく、民家のアンテナに止まる親鳥

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09.07.27 N

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