5月上旬、京都・洛西(らくさい)の農耕地で、カワラヒワ Carduelis sinica を観察しました。
草の茂った刈田に数羽のカワラヒワが下りて採餌していました。
不安定なカラスノエンドウの枝先に止まりそこねながら、さかんに茎や葉の際(きわ)をついばんでいました。
何を食べているのかとよく見てみると、アブラムシ(アリマキ)を1匹ずつついばんでいました。
近くに生えていたカラスノエンドウを見てみると、どの株にも多数のアブラムシが付着していました。
嘴(くちばし)の先が黒くなっていましたが、アブラムシの分泌液のせいかもしれません。
アブラムシはアリマキとも呼ばれる昆虫で、カメムシの仲間です。
日本では数百種が知られています。
テントウムシの成虫や幼虫もアブラムシをえさとしています。
アブラムシ(アリマキ)を食べるカワラヒワ |
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カラスノエンドウに付着していたアブラムシ(アリマキ) |
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09.05.22 N