桜(ソメイヨシノ)の花蜜を食べるヒヨドリとメジロ

 3月下旬頃から、京都でも桜(ソメイヨシノ)がちらほら咲きはじめました。 花に誘われて、人もさることながら、鳥もやって来ました。 ヒヨドリ Hypsipetes amaurotis とメジロ Zosterops japonicus です。

 pollinator

 咲いている花の中へ嘴(くちばし)を差し込んで、中に分泌される蜜(みつ)を食べていたようです。 蜜はあまりないのか、あるいは食べるのが速いのか、花から花へといそがしく次々に嘴(くちばし)を差し込んでいました。

 蜜を食べるヒヨドリやメジロの嘴は黄色く、花粉で染まっており、花粉の媒介者 pollinator としての役割も果たしていることがうかがえます。

 染井吉野

 ソメイヨシノはサクラの一品種で、エドヒガンとオオシマザクラとの雑種と考えられているそうです。 その名前は江戸時代に江戸の染井村(そめいむら)というところで、吉野桜(よしのざくら)として売り出されたことに由来するようです。

桜(ソメイヨシノ)の花蜜を食べるヒヨドリ
桜(ソメイヨシノ)の花蜜を食べるヒヨドリ

桜(ソメイヨシノ)の花蜜を食べるメジロ
桜(ソメイヨシノ)の花蜜を食べるメジロ


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09.04.03 N