この冬、千葉・銚子市(ちょうし)東部でミツユビカモメ Rissa tridactyla を観察しました。
日本に生息する多くの鳥類の足指(あしゆび)(趾(し))は4本です。
そのほとんどの種で前向きに3趾、後向きに1趾です。
一般的に、左足ですと、第一趾が後向きで、半時計回りに第二趾、第三趾、第四趾と数えます。
第四趾が最も外側となります。
ミツユビカモメの和名の由来につきましては、カモメ類の多くが4趾であるのに対し、ミツユビカモメは3趾であるからその名が付いた、と容易に思いつきますが、それを写真で確認します。
ミツユビカモメ |
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写真(上)はミツユビカモメの足です。
矢印は左足の第一趾を示しています。
第一趾が小さな突起状で、爪が見えません。
比較としてセグロカモメの足の写真(下)を示しました。
矢印は同じく左足の第一趾を示しています。
もともとカモメ類の第一趾はそれほど長くはありません。
それでも爪(つめ)があり、ある程度の長さがあることが分かります。
第一趾が痕跡的で、3趾しかないように見えるから、三つの指のカモメ、すなわちミツユビカモメと名付けられたことがもう分かりですね。
ミツユビカモメの左足の第一趾。わずかな突起状で爪が見えません。 |
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セグロカモメの左足の第一趾(右足の第一趾は"ふしょ"の陰に隠れています) |
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09.04.20 N