1月下旬、京都・洛西(らくさい)の平地で、ハマシギ Calidris alpina を観察しました。
数羽のハマシギが湿った泥の上をちょこちょこと歩きながら採餌していました。
さかんに泥の中に嘴(くちばし)の全部か一部を差し込んでいましたが、何もくわえず、別の場所へ再び嘴(くちばし)を差し込むことが多かったです。
食べていたえさの中で分かったものはすべてユスリカの幼虫でした。
ユスリカの幼虫以外にも小さな何かを食べていたのかもしれませんがよく分かりませんでした。
ユスリカはハエ目ユスリカ科の昆虫の総称です。
一見、成虫はカ(蚊)に似ていますが、いわゆるカとは別の仲間で、血を吸いません。
ハマシギがユスリカの幼虫をくわえる |
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ハマシギがユスリカの幼虫をくわえる - 拡大 |
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10.04.01 N