イカルチドリ > イソシギ

 京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)で、イカルチドリ Charadrius placidus とイソシギ Tringa totanus を観察しました。
 下の写真を見ますと、イカルチドリはイソシギより後ろにいるにもかかわらず、イソシギに比べ、ずいぶん体が大きく見えます。 一見、体で一回り、頭部の大きさで2倍ほどの差が感じられます。
 いくつかの文献によりますと、全長(嘴(くちばし)の先から尾羽の先までの長さ)は、イカルチドリ、イソシギともに約20cmです。 全長はほぼ同じでも、イソシギは全長に占める嘴や首の長さの割合が、イカルチドリよりもやや長い分、体が小さいことになります。 それぞれ単独で見ますと、どちらも同じ大きさぐらいに思っていますが、こうして並びますと、体格の差がはっきりします。

イソシギ(手前)とイカルチドリ
イソシギ(手前)とイカルチドリ


< 関連ページ >
鴫・千鳥 "イカルチドリ" ※ イカルチドリのその他の topic はこちらへ
鴫・千鳥 "鳥の大きさ" ※ その他のシギ・チドリの大きさはこちらへ

09.06.01 N