9月下旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼで、オジロトウネン Calidris temminckii を観察しました。
水で満たされた休耕田でオジロトウネンの幼鳥が採餌していました。 水面や水中から、嘴(くちばし)の幅ほどの微小なものばかりをついばんでおり、何を食べているのかはなかなか分かりません。 分かったもののうちのひとつがユスリカ類の幼虫です。
オジロトウネンがユスリカの幼虫をくわえる |
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オジロトウネンがユスリカの幼虫をくわえる - 拡大 |
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ユスリカはハエ目ユスリカ科の昆虫の総称です。 一見、成虫はカ(蚊)に似ていますが、いわゆるカとは別の仲間で、血を吸いません。
ユスリカの幼虫が水面を漂う |
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2012.11.16 / 06.10.01 N